日本のみなさんを健康にするために日々邁進されているフィットネスパーソンに着目して、サービスを始めたきっかけや想い、今後の目標をインタビューする企画「創業秘話」。
今回は、都内でご自身のパーソナルジムを経営されている竹川さんにお話を伺いました。
なぜご自身でパーソナルジムを開業されたのか。そして、サービスに込められた想いとは!?

竹川 誠二(たけかわ せいじ)
1987年、東京都生まれ。幼少よりスポーツを通し人体の構造的精妙性に魅了され、整形外科リハビリテーション科にて運動器の臨床体系と機能再建の基礎を確立。動作解析・運動制御・生体力学を徹底研鑽し、多様な症例の臨床知を統合して独自のコンディショニング理論を構築。現在は株式会社EXEを主宰し、機能向上を追究する高精度の施術・運動指導体系を統括。また整体協会理事として技術体系の発展と専門家育成に寄与。科学的理論と臨床知見を融合させ、長期的健康と高度な身体能力の維持を支えている。
「生き方を支える基盤」になる

Q:竹川さんのこれまでの経歴について教えて下さい。
整形外科リハビリテーション科では、運動器疾患の臨床評価・組織修復プロセス・神経筋機能回復を学修。急性期から回復期まで幅広い症例に従事し、基礎医学と臨床推論を確立しました。
競技アスリート専門施設では、動作解析・パフォーマンス回復・再発予防の指導を担当。競技特性に応じた運動制御アプローチを研鑽しました。
整骨院では、生体力学・神経運動制御・徒手療法を複合的に用いた臨床介入。一般からアスリートまで多様な症例を担当し、機能改善技術を深化しました。
大学トレーナー・東京都フットサル選抜では、競技現場でのメディカルサポートを実施急性対応・年間コンディション管理に携わっています。大学での講義は運動科学・予防・機能改善に関する講義を担当しています。
Q:なぜフィットネスに携わっているのですか?
幼少期よりスポーツに取り組むなかで、人体は「鍛える」「治す」といった単純な枠には収まらず、構造・機能・精神が精妙に連関する“高度に統合された生命体系”であることを、自身の経験をもとに、私自身その認識を深めてまいりました。
負傷を繰り返した体験、そしてプロトレーナーの方から身体の原理を初めて教えていただいた際の鮮烈な衝撃は、運動器医学と機能改善の領域へ進む強い動機となりました。
人は、科学的根拠に基づいた適切な理解と介入が加わることで、「本来備わっている回復力と動作の潜在能力を、確実に取り戻すことができる」と考えております。その「回復の瞬間」に立ち会えることは、私にとって単なる喜びにとどまらず、専門家としての使命意識を支えるかけがえのない価値です。
また、身体と誠実に向き合う過程は、その方の生活様式や判断基準、さらには人生観までも静かに変えていく力を持ちます。「身体を調律する(または整える)」という行為は、健康管理を超え、その方の「生き方を支える基盤」になるものと認識し、トレーニングに携わらせていただいております。
Q:サービスを始めたきっかけを教えて下さい。
私が現在のサービスを始めるに至った背景には、これまで携わってきた運動器医療やアスリートサポートの現場で培った多様な経験があります。
整形外科をはじめ、専門施設・整骨院・大学現場という幅広い環境で多くの方々の身体に向き合うなか、「改善が進む方」と「悩みが続く方」との分岐点を幾度となく目にし、その要因を精緻に検証するようになりました。
その違いを生んでいたものは、単なる技術量ではなく、「正しい知識や選択、そして行動へとつなげるためのご理解」であること。
すなわち「身体の本質を的確に捉える洞察力」、そして「予防・徒手・運動を統合的に扱う体系を備えているか」という正しい知識と理解を土台とした統合的アプローチの有無であると明確に見いだしたことで、私自身のサービスの方向性は大きく定まりました。
また、病院・ジム・治療院がそれぞれ独立して存在しがちな環境のなかで、「総合的な導きを担う存在がいなければ、回復は本質に届かない」という現実を目の当たりにしたことも、現在の道へ進む確かな契機となりました。
そして私自身が負傷を経験し、プロトレーナーから身体の原理を教わった際に抱いた確かな希望の感覚を、今度は自らが提供する側に立ちたいと強く願うようになりました。
人は、適切な理解と介入があれば、「本来備わる回復力と動作の潜在能力を確実に取り戻すことができる」。
その確信を多くの方へ届けるため、このサービスを立ち上げました。
私にとってこの仕事は、単に身体を整える行為ではなく、「正しい知識・正しい選択・正しい行動」へとつなげ、その方の人生の軸を再構築していくための伴走であると考えています。
人生の質が段階的に高まっていく“成長の基盤”
Q:竹川さんがサービスに込めた想いを教えて下さい。
私がこのサービスに込めている最大の目的は、身体の不調を一時的に和らげることではなく、お客様の内側に備わっている回復力や判断が、確かなプロセスとして積み重なっていくようお支えすることです。
すべての方が、適切な理解と働きかけを得ることで、生体が本来備える機能向上の力を十分に発揮できると考えています。
その可能性を最大限に引き出すため、誠実さを基盤とした丁寧なサポートを大切にしています。
私は施術者とお客様という上下ではなく目的を共有し、節度をもって歩を進める関係性を重んじています。
どれほど高度な技術があっても、ご本人の日々の選択や価値観が整わなければ、変化が持続することはありません。
そのため施術・運動指導に加え、身体の扱い方や生活習慣、判断基準といった健康の基盤となる要素を丁寧にお伝えしています。
私が考えるサービスは、不調だけを対処する場ではなく、「身体という土台が整うことで、行動と思考が整い、人生の質が段階的に高まっていく“成長の基盤”」でありたいと願っています。
その歩みが確かなものとなるよう、常に真摯な姿勢でお支えしてまいります。
Q:お客様と接する際のこだわりを教えて下さい。
お客様と向き合う際に大切にしていることは、「微細な違和感」や身体が静かに示している「兆候」を的確に受け取ることです。
症状だけに焦点を当てるのではなく、その背景にある生活習慣・身体特性・思考傾向・行動パターンまでをカウンセリンしながら総合的に把握し、その方固有の反応にある「法則性」を丁寧に読み解いていくことを心がけております。
また、施術者という立場に慢心することなく、目的を共有し、節度と敬意をもって歩を進める「二人三脚の関係性」を大切にしています。
押し付けではなく、お客様自身が「理解し、選択し、行動へ移せる状態」を第一に優先しています。
そのため施術や運動指導に加えて、身体の扱い方や生活習慣、判断基準といった、日々の健康を支える基盤までを丁寧にお伝えしています。
すべての方が適切な理解と働きかけを得ることで、「身体が本来備える力を十分に発揮できる」と信じているからです。
だからこそ、誠心誠意のある対話を欠かさず、お客様が主体的に歩を進められるよう、品位と敬意をもってお支えしたいと考えています。
一流のサポートとは、「不調の対処にとどまらず、共に土台を整え、そこからより良い選択と行動が生まれ、人生の質が段階的に整っていく道筋を創造すること」であると考えています。
予防医学を基盤とした「長期的健康の設計」をより多くの方へお届けする
Q:今後の展望について教えて下さい。
今後、さらに力を注いでいきたいと考えているのは、「予防医学を基盤とした『長期的健康の設計』をより多くの方へお届けする」ことです。
身体は、日々の小さな選択と積み重ねによって確実に変化し、その変化は将来の健康資本を大きく左右します。
私は、一人ひとりが自らの身体を正しく理解し、継続的に健康を維持・向上できる方法論を、より体系的にお伝えしていきたいと考えています。
また昨今、「見た目の美しさ」や「短期間での成果」を最優先するあまり、身体の内側を健康と美容を損なってしまうケースを多く拝見します。
私はそのような一時的な結果に依存するのではなく、持続的な健康基盤の確立こそが、外見やパフォーマンスの向上を長く支える礎になると考えています。
そのため施術・運動・生活習慣の全てを連動させ、継続可能な健康維持の方法を、お客様の歩調に合わせてお伝えしております。
今後は、予防医学・継続的運動・生活習慣改善をさらに統合し、お客様が自らの力でより良い選択を行い、行動し、人生の質を高めていくための「新しい可能性」を開くサポートを強化してまいります。
今後は、予防医学と行動科学をさらに統合し、人生のあらゆる局面で健康が資産として機能するようなサポート体制を、より精緻に整えていきたいと考えております。
お一人おひとりの「長く健やかに生きる力」を引き出すために、これからも変わらず真摯に、上質なサービスの研鑽を重ねてまいります。
Q:どんなお客様に入会してもらいたいですか?
私がご入会をお願いしたいのは、ご自身の「身体の状態」や「日々の限られた時間」を、かけがえのない資産として大切に捉え、その価値を丁寧に育てていきたいと考えておられる方です。
外側だけを整えるのではなく、内側の健康・機能・生活習慣といった根源的な領域に向き合い、「より良い状態へ、自分を望ましい方向へ整えていきたい」と願われる方。
また、ご自身に誠実でありたいと願い、感じている変化や現状を飾らずに共有してくださる方であれば、その歩みは必ず実りあるものになります。
私は、そのように自身の未来を尊重し、長期的な健康価値を築こうとされる方にこそ、確かな支援をお届けしたいと考えています
これからもお身体が示す情報を精確に捉え、必要とされる施術・指導を的確かつ上質にご提供いたします。
長期にわたり安心して委ねていただける専門家であることを、常に心に留めて参ります。
編集後記
今回は竹川さんにお話を伺いました。EXEは、今まで悩みを解決できなかった方にピッタリのジムだと感じました。
私たちもより多くの方のフィットネスの入り口になれるよう、今後も情報発信を続けていこうと思います。
また、今回の竹川さんのインタビュー記事を読んでEXEに興味を持った方はぜひ以下から無料カウンセリングに申し込んでみていただければと思います。
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